ぐる〜り生態系治療

自閉症の栄養療法とバイオメディカル
そして、その向こうにある生命の繋がり

生態系は繋がっている。
大きな自然からすべての小さな生き物たちに至るまで、生命はとどまることなく流れてゆき循環する。

生命を生命たらしめているのは「動的平衡」であり、多様性とバランスによって健康を維持している。
人における生命の素材(栄養)も新陳代謝によって動いていて、常に新しく生まれ変わってゆく。

「愛はいのちを与える」と言う。愛は動的であり(心を動かす)、多様なものを一つにする。バランスと調和(平和)、そして美をもたらす。しあわせはそこにある。

自然農法においても、自然を信じ、ゆだねることと同時に、「心」が通じること(野菜も自然界も人の心に呼応する)。愛情をもって接することが調和をもたらす、と言われている。畑と同様、愛情をもって自分の体をコントロールしてバランスをとることが大切なのだ。

生き物たちは、単独で生きているものはなく、全てが繋がり合って生きている。
一つ一つが「生命の集合体」なのである。だから、植物も動物も微生物も健康にとって必要なものなのである。私たちは自然と共に生きる道を選ぼう。

地球環境に広がる大自然、土と農業、腸内細菌と人体、自然生態系から人の内なる生態系まで、ぐる〜り繋げて考えてゆく治療方法・・・

満天の星や大海原を見はるかすような、
遥かな、途方もないようなことを考えながら、この稿をまとめてみました。