土壌菌健康法

〜土を食べて元気になろう!〜

アメリカで最近、話題のベストセラー本があります。タイトルは『すべての不調をなくしたければ除菌をやめなさい』というもので、著者はジョシュ・アックス。一見、除菌・殺菌ばかりに専念する現代の「キレイ社会」に反対する自然派の本かと浅く思っていましたが、読んでみてびっくり。 英語の原題はEat Dirt、「土を食べよう」という意味です。除菌をしないというだけでなく、より積極的に土壌菌を取り込んでゆこうとされています。乱暴に見えますが、人が自然界で生きてゆくための最後の答えなのかもしれません。
ジョシュ・アックスさんは、 土壌菌は、プロバイオティクスの王様。私たちは「土を食べる」必要がある。細胞というベースで言うと、結局のところ私たちの体内の90パーセントは微生物だ。 SBO(土壌菌)、土由来の有機物を含む栄養サプリメントを摂ることは、「土を食べること」の最も重要な一側面になりえるということだ。と主張されています。

そして、
1.有機栽培の地元産食物を選ぶ。
2.発酵、発芽食品を摂る。
ことを勧められています。

この本を監訳されたのは、医学博士の藤田紘一郎先生です。
アレルギーと腸内細菌、免疫力に関することは、藤田先生の右に出る人はいません。
先生はサナダムシのキヨミちゃんを15年間お腹の中で飼っておられて、寄生虫が免疫力を高めることに貢献していることを発見されました。私は、藤田先生の本の愛読者です。
『アレルギーの9割は腸で治る』、『腸内細菌を味方につける30の方法』など、 腸内細菌が喜ぶ生活を教えてくださり、『金言』をたくさん語られています。「キレイはキタナイ、キタナイはキレイ」のフレーズが頭に焼き付いています。 「大切なのは、腸内細菌を人生の味方につけることだ」とおっしゃっていました。

   

もう一人、土壌・細菌研究家の佐々木淳さんの本も、興味深く読ませていただいています。
『腸内細菌はすごい!』という本を読んで、私も土壌菌のカプセルを飲むようになりました。
「腸と腸内細菌の関係は、植物の根と土壌細菌の関係に似ています。」と私と同じ意見です。
「土壌細菌=腸内細菌」説を唱えておられます。
赤ちゃんは土壌菌を腸に入れるために、手についた泥も積極的に舐めます。 赤ちゃんの最初の仕事は、腸内に細菌を取り込むことです。それによって免疫ができ、菌との共生関係が確立し、健康でいられるのです。

何年か前(2011年)に、NHKスペシャルで『クニ子おばばと不思議の森』という番組を見たことがあります。宮崎・椎葉村、日本で最後の伝統的焼畑農業をされている方で、森の生態系や暮らしの知恵を教えてくださいます。映像は美しく、菅原文太さんがナレーションで(カタツムリの役でした)…これがまたとても渋くて、味わいがある。文ちゃんはもうお亡くなりになりましたが、晩年は自然農法に関心をもたれ、田んぼを耕し、環境活動をされたりしていました。私の大好きな俳優さんです。 番組の内容は、森の循環と再生、蕎麦づくりなど興味深く穏やかに流れてゆきます。
しかし、その中で衝撃的な行為で私の脳裏に焼き付いているシーンがありました。 それは、番組途中でクニ子おばあちゃんが「ここらへんで飢える者はおらん」と言いながら、よく肥えた山の土(イモゴ土)をまるでチョコボールのようにまるめて食べてしまったことです。きっと、そこには何十億・何千種類という微生物が生きていたことでしょう。「おいしいですよ〜」と平気な顔で笑っておられました。

NHKスペシャルでもう一つ記憶に残っているのは、2015年放送された『腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー』という番組で、非常に話題となり「菌活」ブームを巻き起こしました。 その中で気になったのは「脳腸相関」に関する内容。腸内細菌が脳に影響を与え、心の動きまで左右するというもの。マウス実験で二匹の異なる性格のマウス(臆病マウスと活発マウス)の腸の中にある細菌を入れ替えると、性格まで入れ替わってしまいました。

そして「便微生物移植」(便移植)。健康な人の便を内視鏡のような器具で、難病(ディフィシル感染症)を抱えた患者さんの腸に送り込むと、奇跡的にその病気が治ってしまうという報告。ウンチにこれほどの値打ちがあるのか、と驚いたものです。(腸内細菌はすごい!と思い始めました)
腸内フローラはコミュニケーション能力にも影響を与えます。うつ病の治療にも用いられています。
自閉症患者は血液中に4EPSという毒素が多くあり、これがコミュニケーション能力にダメージを与えます。それを解毒する整腸剤はバクテロイデス・フラジリスという菌です。腸内細菌は自閉症治療という重い扉を開くかもしれません。

実際、この方法(便移植)は自閉症の治療にも応用されました。
ASDの子どもたちの腸内フローラは、健常児のそれと比較して多様性が少ないことがわかっています。オンラインジャーナル「Scientific Reports」で発表された論文によると、腸内微生物の移植を施された自閉症スペクトラム(ASD)の患者を2年かけて追跡調査した結果、消化器系の問題に改善がみられたほか、患者に特徴的な「社会的ふるまい」にも45パーセントも改善がみられたと言います。

「便移植」については佐々木淳さんもふれておられて、
効果はあるけど1回の施術に70万から120万かかって、人のウンコを食べるのは気持ちが悪い。
「土壌菌を飲めば、便移植したのと同じ効果がある。」とおっしゃいます。

○ しあわせ農園で菌活しよう!

私たちの「菌活生活」が始まりました。
菌活に一番いい場所は、健康な土と自然があふれる有機栽培の「畑」です。
土に触れるということは大切です。裸足で土の上を歩くだけでも効果があると言います。
畑作業をしていたら、空気とともに土ぼこりが口の中にも鼻の中にも入ってきます。全身土をかぶったようになる。(口の中がシャリシャリすることもある) 口の中は高温多湿、舌は菌を培養するシャーレ―のようになっていて、菌を腸へと送り込みます。アメリカの環境保護局の報告によると、平均的な幼児(3歳以下)は1日小さじ一杯の土を食べているということです。

口の中は菌がいっぱい、だから傷口をなめるということは、殺菌するという効果はないけれど、たくさんの菌を塗り付けて、菌の拮抗状態を作ることにはなります。多様な菌があると病原菌は広がりにくく、抑え込まれる。菌が多いことにより生命活動が活発になって治りが早くなる。「菌は菌によって制する」、口の中の怪我は、何もしないでも治りやすいでしょ。だから、軽い擦り傷くらいなら消毒せずに、水洗いして唾をつける程度で正解です。

私は基本、土を食べることを前提に、畑仕事をしています。
だから、食べられないもの、農薬や化学肥料は入れたくありません。当然のことです。

<自然農園「菌活」マナー>
畑ではほとんど手を洗う必要がありません。(乾いた土でもみ、払い落とせばきれいになります。)
とれた野菜はそのまま食べることができます。
土の上に「おにぎり」を落として、転がったとしてもそのまま食べましょう。
植物の根のまわりは微生物がたくさんいて土が肥えており、もっとも生命活動が盛んな場所です。 その土を味わってみましょう。

こんなことを書いていると、「お父さん、日に当たりすぎて頭おかしくなったんじゃないの」と言われそうですが、私は真面目です。
土とともに生活していると、知らず知らずのうちに土が体内に入り、同時に土の中にいる菌も腸の中に入ってきます。多くの生命が私の体の中に宿り、私は「生命の集合体」になります。 自然と一体となってこそ、私は自然体であり、健康体であるといえます。

アメリカの国立衛生研究所が行っている「ヒト・マイクロバイオーム・プロジェクト」
遺伝子解析によると、腸内細菌は3万種類、1000兆個もいるとわかっています。(今まで語られていた数の10倍以上存在します)私たちは壮大な数の細菌の宿主なのです。
腸内細菌の遺伝子の数にも驚かされます。 人間の遺伝子の数は2万〜2万5000個ですが、腸内細菌の遺伝子数は330万個。人間の遺伝子の150倍もあります。情報量では、微生物の方がはるかに上回っています。どちらが人間を支配しているのか分かったものではありません。人には「もう一人の自分」がいるのです。

人と細菌は共生関係にあります。
もとをたどれば、人類の遠い祖先は古細菌ですし、動物の臓器で最初にできたのは腸です。腸の中には菌がいます。菌によって生かされているのが人間なのです。 脳のない動物(腔腸動物)はいても、腸のない動物はいません。そもそも、脳自体が腸から分化した臓器だと言われています。

○ 露地イチゴでおいしく菌活

「しあわせ農園」は無農薬で完全有機栽培、露地イチゴは7年間自家採種(ランナーで子株を増やしてゆく)を続けており、ほとんど不耕起で自然栽培に近いです。便移植は気持ち悪いですが、畑でイチゴ狩りをしながら、そのまま洗わず甘いイチゴをぱくりと食べる。こんな甘くておいしい「菌活」ができるなんて最高でしょ♪
最近のハウスイチゴは、甘くて見栄えはいいけれど、おもいっきり農薬と化学肥料を使い、品種改良されています。無農薬の露地イチゴを土付きで腹いっぱい食べられるなんて、幸せなことです。

私は昨年一年間ずっと、分子栄養学とオーソモレキュラーについて学んできました。
体に必要な、DNAの求める栄養素を補給する。脳に必要な栄養素、タンパク質・ビタミン・ミネラルなど「材料」を揃えることに一生懸命でした。(それは正しいことではありましたが・・)
一番大切な『主役』である微生物を十分に取り込んでいなかったように思います。

自閉症の子供は、腸内細菌の多様性に欠けていて、数量も少なく、腸内トラブルを起こしやすいと言われています。ですからヨーグルトはよく摂るようにしていましたが、菌の種類が少なく(特定の乳酸菌のみ)偏っていました。土壌菌は何千種類といるのです。多様性に差があります。
ビタミンの吸収力に個人差があるとよく言われますが、それを「確率的親和力」の違いと説明されていましたが、どうもそれだけではないようで、腸内細菌の不足と偏りによるものだと思うようになりました。食べた物からビタミン類を合成するのは、腸内細菌の働きによるものだとわかったからです。
『主役』(菌)がいなければ、いかなる栄養療法も、その効果を望むことはできません。

腸内細菌は免疫の70%をつかさどり、消化活動を助け、ビタミン類を合成し、神経伝達物質を産生する。また、腸にたまった不要物や有害物質を排泄させる(デトックス効果)という働きをします。
ウンコの60%は水分で、20%が腸内細菌とその死骸、15%が腸粘膜細胞の死骸で、食べ物のカスはわずか5%です。立派なウンコが出るということは、腸内フローラが豊かな証拠です。

うつ病などの精神疾患に影響を与える神経伝達物質「セロトニン」は、トリプトファンというアミノ酸が材料でビタミンB6が補酵素となって産生されますが、その前駆体が作られている場所は腸です。細菌によってつくられているのです。 神経伝達物質のほとんどが腸で作られていますし、そもそも神経細胞(ニューロン)自体が腸にたくさんあり、脳が腸から派生したものであることがわかります。腸は第二の脳、腸のトラブルは脳のトラブルに等しいのです。

材料だけがあってもダメです。それを分解する者(菌・微生物)と生かす環境(自然環境・生態系のつながり・循環)がなくてはなりません。 人は、微生物(細菌)と共生することを前提に生きています。
最後に行きついた健康法、治療方法は、「土壌菌との共生」でした。
外に出て、日に当たり、おいしい空気を吸い、土に触れて活動しましょう!
土が私たちの体を癒し、土が私たちの体を守るでしょう。(栄養素の吸収と免疫機能)
どちらも共生する土壌菌の働きと言えます。

○ 発達障害の栄養療法

基本は、プロテイン+ビタミンB群+土壌菌、ということになります。
必要な場合は、鉄や亜鉛、DHA、ビタミンDやEを加えます。食物繊維や発酵食品も積極的に食べましょう。(カルシウム&マグネシウム、セレニウム、ビタミンC、ナイアシン、α-リポ酸、などを使うこともあります)

本物の土づくりのできる人は、自身の腸の中、体質改善もできるでしょう。
畑での「土づくり」は腸内環境を整えることと似ています。どちらも微生物・細菌が喜ぶことをすればいいのです。

土をむやみに耕してダメージを与えることなく(不耕起)、殺菌や殺虫をせず、有機物(堆肥)と微生物のエサとなる米ぬかや油粕を与えたり(ボカシ肥料は野菜にとって発酵食品のようなもの)、草マルチをかけて保温・保湿したりして発酵しやすくします。土は微生物の力でフカフカになります。植物の根と微生物は共生関係にあり、お互いに助け合って成長してゆきます。

同じように腸内環境も、ストレスなどのダメージを与えず、土壌菌を含む納豆や糠漬けなどの発酵食品と草の代わりに食物繊維である野菜をたくさん食べれば、腸内細菌は活発になり、人も元気になります。自閉症やうつ病などの精神疾患、多くの病気に効く「特効薬」は、足元の土の中と自然のサイクルにあったのです。

自然を生かすためには、そのコツをつかむことが必要です。多様性を大切にし、共生を心掛けます。
微生物と仲良く共生することが鍵です。

○ 幸せは腸からやってくる

「幸せ物質」と呼ばれる神経伝達物質セロトニンは、腸内細菌の働きにより産生されます。
腸内細菌=土壌細菌、ならば土を食べて幸せになりましょう!
土壌菌→腸内フローラ→脳神経(脳腸相関)
自然農の畑は、障害児者の治療・療育の場として最もふさわしい。「農福連携」は必須です。

○ 発酵食品と食物繊維で腸内細菌を育てましょう

土壌菌を多く含むお薦めの発酵食品は、
1. 納豆 2. 発酵オカラ 3. 糠漬け 4. 味噌、です。
納豆は毎日の朝食に取りたいですし、みそ汁は「食べる点滴」、「医者に金を払うよりも、味噌屋に金を払え」と昔から言われるほど体にいいものです。発酵オカラは今流行りの菌活スイーツです。 そして、腸内細菌が喜ぶ最良のエサは、食物繊維です。
カボチャ・人参・大豆・イモ類、が特におすすめです。どれも「しあわせ農園」でとれるお野菜ですね。
そして、イチゴで甘〜い「菌活」を行います。露地に転がっているイチゴを、そのまま食べましょう。
野菜を作るなら、根菜類か土の上をころがっているもの。キュウリも地這胡瓜がいい。(私の個人的な好みです)できるだけ土に接しているものを体の中に入れましょう。

○ SBO(土壌菌)カプセルでダイレクトに菌を補給

都会の上品なレディは、地面をなめろ、落ちているものを拾って食べなさい、と言っても「無理です!」「どうやって土を食べたらいいのですか?」と返されます。そのような方には土壌菌のサプリメントはいかがでしょう。便移植に抵抗はあっても、SBOカプセルならお手軽に飲めるかもしれません。ちょっとお高いですが、ネットで調べると出てきます。いろいろ試してみてはいかがでしょう

おなか畑、マメビオ、菌の活力、Bio 4ra(ビオフォーラ)、SOIL cure、など・・・
土壌菌は、アトピーや化学物質過敏症、うつ病などにも効果があるようです。
おデブ菌を抑制する働きもあるようですよ。(笑)

○ 赤ちゃんの菌トレ

腸内細菌叢(腸内フローラ)は唯一無二のものであり、一人ひとり異なるものだそうです。
そしてその組成は、生後約1年で決まってしまいます。ですから赤ちゃんは、けんめいに指をしゃぶり、より多くの(多種類の)細菌を取り込もうとしているのです。それで免疫機能などが大きく決定づけられます。 できる限り「定着菌」を増やしておきましょう。(現代人は、菌の多様性を失っている)

赤ちゃんには土の上でハイハイさせ、指をなめさせましょう。
子供は外に出て「泥んこ遊び」をさせましょう。畑などの野外活動に連れてゆくこともいいことです。
消毒や殺菌は止めて、皮膚の常在菌を守り、なるべく水洗いで済ませましょう。

コアラはユーカリを食べますが、ユーカリは消化しにくいタンニンを含みます。 無菌状態で生まれてくるコアラの赤ちゃんは、ユーカリの毒素を分解できません。ですから赤ちゃんは生まれてすぐ、お母さんのウンチを食べます。そうやってお母さんの細菌叢を受け継ぎ、分解酵素を獲得するようになるのです。生きる為に菌を必要としています。
菌なくして、人や動物は生きてゆけません。腸内細菌は共に生きることを運命づけられたパートナーなのです。

あと、抗生物質はなるべく避けましょう。
抗生物質は菌を殺し、腸内フローラのバランスを崩します。「折れ線型」の自閉症児・者は、発症前にほとんどの方が抗生物質を服用し、胃腸障害を起こしています。

○ キリストの誕生

イエス・キリストは、馬小屋の飼い葉桶の中に産み落とされました。
当時、ローマではユダヤの王が生まれるという予言があり、ヘロデ王は国中の身重の女と乳飲み子を虐殺しました。マリアはその難を逃れるためにベツレヘムへと旅をしたのです。馬小屋の飼い葉桶の中とは、決して衛生的な場所ではなく、雑菌だらけで最も汚い、悲劇的な誕生と思われますが、生物学的な観点から見たら、大地の恵み溢れる、多種多様な生命の坩堝、菌だらけの桶の中で生まれる、生命にとって理想的な環境だったのかもしれません。
「キレイはキタナイ、キタナイはキレイ」、聖人はこのようにして生まれたのです。

○ 地球は細菌の星

地球は細菌の星、環境は細菌によってつくられています。 地球上の細菌の総数は10の30乗、目方は人類の総重量の1000倍くらい重いとされています。地球の主は細菌です。細菌を敵に回したのでは勝ち目はありません。「除菌・殺菌」は自分を殺すことに、病や障害を引き起こし、自滅することに繋がります。 ですから、細菌と仲良く暮らすこと、共生することが幸せに生きる秘訣なのです。(生き残るための秘訣でもあるかもしれません)
土に触れ、自然を大切にし、細菌の喜ぶことをしましょう。そうすれば菌は私たちを守り、私たちが生きる糧を得ようとする時に協力してくれるでしょう。

私は、土のことを学ぶようになって、ようやく地球の仲間入りをしたような気がしています。
今年のテーマは「土に帰る」こと。(お陀仏する意味ではありません)
しあわせ農園は、土を食べて幸せになる場所。
潔癖症ではなかなかついて行き難いかもしれませんが、細かいことは気にせず、自然に身をゆだねて、おおらかに生きてゆきましょう!

「生命」は繋がり合っています。地球は大きな一つの意志を持つ有機体のようです、
生きること、生かすこと、愛すること、喜ぶこと・・・お互いにそうしています。
一つの生命、一つの愛、一つの喜びの世界です。みんなが繋がり合って共感することができます。美しい神様が願う世界が見えてくるでしょう。

『地球』とは本来そういうものなのかもしれません。

2020.4.18 俊邦父

【注意事項】
土壌菌や腸内細菌は、まだほとんどが未知の世界です。
人と共生する有益なものもありますが、稀にアレルギー物質や毒性をもつ病原菌なども潜んでいます。
治療や健康法に応用する際は、リスクを理解したうえで、
あくまでも自己責任で注意深くお願いします。
心身に異常がある際は、速やかに医師に相談しましょう。

 

 参考・引用させていただいた書籍です。

「すべての不調をなくしたければ除菌は止めなさい」 Eat Dirt
ジョシュ・アックス 藤田紘一郎 監訳

「アレルギーの9割は腸で治る」  藤田紘一郎

「腸内細菌を味方につける30の方法」  藤田紘一郎

「腸内細菌はすごい!」  佐々木 淳

「腸内フローラ10の真実」  NHKスペシャル取材班

「あなたの体は9割が細菌」  アランナ・コリン

「腸と脳」  エムラン・メイヤー

「土と内臓」 微生物が作る世界  D・モントゴメリー