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金剛山 Special Photo

『金剛山秘境コース』


葛城高原のススキの原っぱから見た金剛山

金剛山は標高1125m、大阪府内では最高峰であり、古くから「大衆登山の聖地」として親しまれています。「錬成会」では登山の回数に応じてスタンプが押され、中には何百回〜千回を超える強者もおられます。いくつもの登山ルートがあり、四季折々の変化もあり、行けばいくほど味わいがあり深みにはまる。飽きることのない大阪府民が誇る素晴らしい山です。

今回は、その金剛山の四季を紹介するとともに、俊邦が今まで登ってきた様々なコースの見どころを写真と共にお伝えしようと思います。

注)一般的なガイド本でよく案内されている「千早本道」は道も標識もよく整えられていますが、数多くあるルートの中には、標識がなく、道は細く、岩場や梯子・ロープなどを伝って登る難所があったり、枝道が多くテープなどを目印に歩く迷いやすい道もあるので、慣れない人は必ず経験者に同行してもらいましよう。

市内より車で約1時間、国道309号線を南に走って、道の駅「かなん」を過ぎ、千早赤阪村に入って、ロープウェイ乗り場に向かって走ると登山口に到着します。

俊邦が小さかった頃は、ロープウェイで千早園地まで上り、そこから山頂まで周遊路をたどって行きました。道幅は広く、小さなお子様でも安心して歩け、冬季は雪遊びなどもできます。国見台の山頂広場から、葛木神社、ブナ林、展望台、シャクナゲの道など見どころもたくさんあります。

中学部に入って、俊邦も脚力がつき、ロープウェイを使わず「千早本道」を歩いて登ることができるようになりました。冬場はアイゼンをつけて霧氷を楽しみながら歩きました。いつしか錬成会のスタンプを集めるのも楽しみの一つになりました。

高等部に入るようになってからは、お父さんも森林インストラクターとしてスキルアップいたしまして、標識の少ない裏ルート、谷筋や滝道、お花畑などをたどるコースを取るようになりました。俊邦の足の運び方や身のこなしも慣れたもので安心してみていられます。手を貸すのは難所の岩場やロープを使う時ぐらい。

好きなコースは、ニリンソウのお花畑がある「カトラ谷」から登り、シルバーコースと呼ばれる「細尾谷」を下るコース。(川の中を歩いているような感じ)、もう一つは冬季、二ノ滝の氷瀑が見られる「ツツジオ谷」から登り、タカハタ道を下るコース。どちらも金剛山の自然を満喫できる『秘境コース』といった感じのところです。

では、季節ごとにそれぞれのコースの名所を俊邦の写真と共に紹介いたしましょう。(下の季節の画像をクリックしてください。)

2017.5.3 俊邦父

 

 


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