2010年1月2日 冬の金剛山

今日は僕の13歳の誕生日。
今年も金剛山にやってきました。年末からつづく寒波で、山の上は真っ白。2年連続正月に樹氷が見られました。

いつもは金剛山といえば、ロープウェイを使って、「ちはや園地」に行き、そこから山頂の遊歩道を回る楽チンコースをとっていたのですが、今回は麓の登山口から、千早本道を経て山頂に出る、本格登山コース。
登山道はよく整備されているのですが、やはり階段が多くひたすら登りです。でも、俊君はへっちゃら、らくらくと5合目まで登り、7合目あたりからちらほら雪が見られ、8合目を過ぎると、あたり一面雪景色です。2時間ほどで山頂(国見台)に到着しました。
金剛山は、大衆登山の『聖地』と言われています。
「錬成会」に入って、毎朝のように登っておられる方もいますし、中には何百回とか、千回を超えておられる方もいます。
いちおう俊君は「銀バッチ」を持っています。

金剛山の山頂付近は、ブナやナラの広葉樹が多く、落葉したあとの小枝に、霧氷がついて白い氷の花が咲いたようです。陽が差すと宝石のように輝きます。

青空とのコントラストがとてもきれいです。
登りは、雪の多い「千早本道」の北側の道をとり、帰りは陽の当たる南側の「千早新道」を通りました。
霧氷は晴れて陽が差してくると、輝いて本当にきれいです。

感動と楽しさで、歩いていても疲れなど感じません。俊君も笑顔で歩いていました。

左は、冬の「森林セラピー」の図です。
癒しの効果抜群です。
ブナの木のそばを歩く俊君。

金剛山のブナ林はいつまでも残してゆきたいものです。
今回は、オーソドックスな登山道「千早本道」を行きましたが、金剛山にはいくつもの登山道が通じていて、滝あり、天然林あり、お花畑ありです。

いつか、金剛山のエキスパートになりたいものです。

.