2003年1月25日、晴れ。
柏原I.C.から国道165号線を南にとり、当麻寺を目指します。お寺付近に駐車場がありますが、そこからさらに西へ登り、山口神社(そばに大池がある)に車をおいて出発です。釣り堀を左手に見ながら幅の広い林の道を歩き、15分くらいすると分岐点である祐泉寺に着きます。少し休憩して、「馬の背」にむかう右側の道をとりましょう。本格的な登山道はここからです。
二上山は離れて見ると、小さな可愛らしい山ですが、いざ登りはじめてみるとけっこう歩きごたえのある山道です。沢づたいに歩き、岩場あり、階段あり、急な登りもあり、曲がりくねった細い森の道もあります。(けれど道や標識は、はっきりしていて迷うことはありません。)俊くんは大丈夫なのか?と心配になりましたが、がぜん張り切っていまして、岩場や急な登りのスリルを楽しんでいるようでした。声を上げて笑ったりするので、安心して上まで登れました。この「祐泉寺」から雄岳、雌岳をむすぶ尾根の鞍部に位置する「馬の背」に至までの900mがこのコースの頑張りどころです。(約1時間かけて登りました)
馬の背に出たならば、後は雌岳まで道は開けていて、一気に登ることが出来ます。雌岳山頂はみはらしが良く爽快感を味わうことができます。360度展望がきき、西は大阪府全域、東は飛鳥の地、大和三山が見え、北は雄岳、南は金剛・葛城の連山が見渡せます。山頂一帯は、ピクニックゾーンになっていて、大きな日時計やイス・テーブルがあり、お弁当を開くのに最適です。 雄岳へは馬の背から30分くらいで往復することができるようです。(余裕のある方は登ってみましょう。我々は無理をせず下山しました。)
帰りの道は、来た道と逆方向に降りて、岩屋峠を下る道もありますが、急な階段があるようですので、歩きやすい来た道をを下ることにしました。それでも濡れた岩場や枯葉など、滑りやすい場所が多いので、子供と手を繋いで、慎重にゆっくりと下りましょう。帰りは30分くらいで下りることができました。
車での帰り道、165号線沿いに、道の駅「ふたかみパーク当麻」があります。おみやげに干柿と、よもぎ餅を買って帰りました。