俊くんと山へ行こう!vol.1

■ 信貴山 ▲437m

ケーブル高安山駅〜高安山〜信貴山(空鉢堂)〜朝護孫子寺〜バス・・・・歩行:約2時間

【コース案内&ハイキング日誌】

2003年1月9日、晴れ。

 今日は家族でハイキング!まずは家から一番近い信貴山を目指します。
少しでも多く山道を歩かせたいので、まずは楽をして麓まで車でドライブ。寅の絵が描かれたケーブルに乗ります。これでだいぶ高度をかせげます。高安山駅からは徒歩。左に回りこむとすぐに山道になります。標識に従って歩いてゆけばいい。わかりやすいコースです。落ち葉を踏みしめながら、手を繋いで軽やかに歩けます。ゆるやかな登りです。開運橋を渡ってしばらく行くと、高安山気象レーダーがあり、出発から20分くらいで高安山の峠を越えます。(山頂は峠の左手の茂みの奥にあり、子供は行きにくい場所です。)その後、一元の宮の分岐を右に折れ、いったん信貴生駒スカイラインに出、それを横断して信貴山を目指します。ゆるやかなアップダウンの繰り返し、土の感触を楽しみながら、静かな森林の中を歩きます。途中、弁財天の滝や汗かき地蔵の標識がありますが、疲れるので無視してゆきます。最後すこし登りがあり、頑張って登れば信貴山の山頂です。スカイラインを越えてから1時間くらいの行程でした。俊くんは山道が楽しいようで、終始ニコニコ。大人以上にはりきって歩きました。時折、すれ違うハイカーの人達に挨拶をされ、「僕、頑張ってるね〜。」とほめられたりしていました。

山頂は「空鉢堂」というお堂になっていてベンチがあり、眺めは最高です。よくこんなとこまで歩いてきたなぁ〜とわが子の事ながら感心します。ここでお弁当を食べ、休憩します。
下りは、右手につづくたくさんの赤鳥居をくぐりながら、参道の階段をおりてゆきます。約30分くらいで朝護孫子寺の境内に出ます。おっきなお寺です。なぜか寅がまつられていて、巨大な福寅があったり、寅の胎内くぐりがあったりします。橋を渡って、高安山行きのバスに乗ります。後はケーブルに乗り継いで下山です。(注:バスは30分に1本しかありません。時間を合わせて境内で遊んでいましょう。)

さあ、出発!
朝護孫子寺には寅がいっぱい
ベンチで休憩

■ 生駒山 らくらく登山道 ▲295m

らくらくセンターハウス〜せせらぎ広場〜みはらし休憩所(展望台ゴール)〜折り返し・・・・歩行:約2時間

【コース案内&ハイキング日誌】

 生駒の山には大阪府が整備した「府民の森」が4カ所あります。くさか園地、ぬかた園地、なるかわ園地、みずのみ園地の4つで、それぞれにハイキングコースが作られています。その中で特に「らくらく登山道」は障害を持つ方でも山歩きが楽しめるようにと、車椅子の方でも登れるように整備されていて、どなたでも安心して登ることが出来ます。こう配はゆるく(平均6.7%)あちこちに休憩所があります。それでも、自然を満喫することができ、大阪全域を展望することのできるコースからの眺めの良さは最高です。

2003年1月19日、曇り、生駒山へ。

 出発点の「らくらくセンターハウス」まで車で行くことができ、駐車場も完備されています。(予約必要0729-88-4184)センターでは、わかりやすいイラストマップが100円で売っていて、それを見ながら出発です。
らくがきトンネルを過ぎ、「風の演奏会」と書かれた第2休憩所でひと休み。自分の体力に合わせて歩き、疲れてダメだと思ったら引き返せばいい、一本道の簡単なコースです。俊くんは、るんるん気分♪で、時折スキップをしながら歩いていました。せせらぎ広場では水遊びもできます。(今日は寒かったのでパス。)そして、約1時間半、距離にして2.2km、目的地の「みはらし展望台」に着きました。「あ〜気持ちいい!」そこで、お弁当を食べ、帰りはそこから引き返します。(元気のある方は、そこから神津嶽ハイキングコースをたどって、山頂近くの「ぼくらの広場」まで行く周遊コースもとることが出来ます。)
帰りの道は、早い早い。走って転ばないように気をつけて下さい。30分くらいでもと来た「らくらくセンターハウス」に到着します。

「らくらく登山道」の道は歩きやすい
みはらし休憩所でポーズ!

■ 二上山(雌岳) ▲472.2m

山口神社(大池)〜祐泉寺〜馬の背〜二上山(雌岳)〜折り返し・・・・歩行:約2時間半

【コース案内&ハイキング日誌】

2003年1月25日、晴れ。

 柏原I.C.から国道165号線を南にとり、当麻寺を目指します。お寺付近に駐車場がありますが、そこからさらに西へ登り、山口神社(そばに大池がある)に車をおいて出発です。釣り堀を左手に見ながら幅の広い林の道を歩き、15分くらいすると分岐点である祐泉寺に着きます。少し休憩して、「馬の背」にむかう右側の道をとりましょう。本格的な登山道はここからです。
二上山は離れて見ると、小さな可愛らしい山ですが、いざ登りはじめてみるとけっこう歩きごたえのある山道です。沢づたいに歩き、岩場あり、階段あり、急な登りもあり、曲がりくねった細い森の道もあります。(けれど道や標識は、はっきりしていて迷うことはありません。)俊くんは大丈夫なのか?と心配になりましたが、がぜん張り切っていまして、岩場や急な登りのスリルを楽しんでいるようでした。声を上げて笑ったりするので、安心して上まで登れました。この「祐泉寺」から雄岳、雌岳をむすぶ尾根の鞍部に位置する「馬の背」に至までの900mがこのコースの頑張りどころです。(約1時間かけて登りました)
馬の背に出たならば、後は雌岳まで道は開けていて、一気に登ることが出来ます。雌岳山頂はみはらしが良く爽快感を味わうことができます。360度展望がきき、西は大阪府全域、東は飛鳥の地、大和三山が見え、北は雄岳、南は金剛・葛城の連山が見渡せます。山頂一帯は、ピクニックゾーンになっていて、大きな日時計やイス・テーブルがあり、お弁当を開くのに最適です。 雄岳へは馬の背から30分くらいで往復することができるようです。(余裕のある方は登ってみましょう。我々は無理をせず下山しました。)

帰りの道は、来た道と逆方向に降りて、岩屋峠を下る道もありますが、急な階段があるようですので、歩きやすい来た道をを下ることにしました。それでも濡れた岩場や枯葉など、滑りやすい場所が多いので、子供と手を繋いで、慎重にゆっくりと下りましょう。帰りは30分くらいで下りることができました。

車での帰り道、165号線沿いに、道の駅「ふたかみパーク当麻」があります。おみやげに干柿と、よもぎ餅を買って帰りました。

やっぱ、自然はいいね〜っ
大池から見た二上山(左奥に見えるのが雌岳)
雌岳山頂でお弁当


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